コラムColumn
旬(夏野菜)
2018/07/17
(写真左:ミニトマト 写真中:ピーマン 写真右:なす)
夏は野菜や魚貝類など旬を迎える食べ物が多くあります。
特に野菜類はトマト、ピーマン、ナス、キュウリ、トウモロコシなど彩りが鮮やかです。
この彩りは、食欲をそそるとともに、その野菜の栄養価が高いことを示すものでもあります。今ではビニールハウス等での栽培により、1年中様々な種類の野菜が店頭に並び、その季節感は薄らいできていますが、旬のものには独特の「香 り」があります。
また、大量に出荷される時期でもあり、値段も安価です。旬の野菜を沢山食べて、今年の暑い夏を過ごしたいものです。
小笠原諸島(世界自然遺産)
2018/06/22
(写真左:殻が退化したカタツムリの一種 写真右:東京都版エコツーリズムの南島)
小笠原諸島(小笠原村)は6月26日、太平洋戦争後のアメリカによる占領施策から日本への施政権返還50年を迎えます。その小笠原諸島は7年前の2011年6月に世界自然遺産として登録されました。世界遺産の登録基準は10項目あり、1~6項目が文化遺産、7~10項目が自然遺産となっています。
自然遺産の4つの登録基準である「自然景観」、「地形・地質」、「生態系」、「生物多様性」のうち「生態系」のすばらしさが評価され登録されました。小笠原諸島は、透き通る濃い海の青「ボニンブルー」のイメージがあり、自然遺産の価値は「海」と思われがちですが、実は一度も大陸とつながったことがない「陸」の「生態系」にあります。
それを示す代表が写真にある「カタツムリ」です。樹の上・中・下・地中でそれぞれ違った種のカタツムリが見られ、進化の過程を見ることができます。
しかし、小笠原諸島でも、クマネズミや土中にいるプラナリアにより、生息域が狭まりその種や数が減少しています。
小笠原の父島や母島への乗船・下船時に靴底の土を落とし、きれいにしてもらうのは、プラナリアなどの外来種を持ち込ませない対策です。
小笠原父島は、東京から南へ約1000㎞、東京竹芝桟橋から「おがさわら丸」に揺られて24時間、母島へは父島からさらに南へ50㎞、父島二見港で「ははじま丸」に乗り換えて2時間です。
世界自然遺産地「小笠原」で3泊して、また船に揺られながら東京に戻って来ます。運が良ければ「おがさわら丸」に乗船中、太平洋の大海原から昇る朝日や沈む夕日を眺めることが出来るかも知れません。
それは「非日常」への窓口となり得ると思います。
非日常
2018/05/30
(写真左:伊豆大島の海中 写真右:石垣島の海中)
入学や就職、転勤等で4月から新たな生活を始めた方々にとっては、2ケ月近くが過ぎ、
学校や職場にも慣れ、ようやく緊張がほぐれてくる頃ですが、
未だ生活・職場環境の変化に戸惑っている方もいるかと思います。
梅雨を控えたこれからの時期は、体調だけでなくメンタルヘルスにも影響が出るかも知れません。
その対処方法は人それぞれですが、日常の生活から少し離れてみるのも一つの方法かもしれません。
旅行など日常から直接離れることや、読書など間接的に離れる方法もあります。
どちらにしても一時、学習や仕事から距離を置いて、客観的に自分を見てみることが
必要かと思います。
山行
2018/05/07
(写真左:新緑に映える山ツツジ 写真右:夏の北アルプス)
5月は新緑の季節、山々でも青葉が映えます。
これから夏にかけては花の季節、秋には紅葉、冬には雪景色と同じ山でも様々な顔を見せてくれます。登るルートも、岩登り、沢登り、尾根歩きと、登る方法や厳しさにそれぞれ違いがあります。
どの季節にどのルートを登るかは、人それぞれです。
頂上にたどり着き、ひと息ついた後、お弁当を食べながら景色を眺めます。
当たり前ですが、登った山は下りなければなりません。山を下るルートも何通りかあります。
どのルートを下るかは、天候や時間、体力、技術などと相談しながら下るルートを決めます。
どの季節、どのルートの山行でも一番大切なのは、無事にその登山を終了することです。
巣立ち
2018/04/16
(写真:小笠原諸島 クロアシアホウドリ)
4月に入ると職場でそして街中で、着慣れないスーツに身を包んだ新入社員を多く見かけます。
学生時代という自分の「巣」から社会に一歩踏み出したその姿に大きな可能性を感じるとともに、
これからの社会を背負って行って欲しいという期待を寄せながら見ています。
彼らが巣立っていくこれからの社会は、大きく変化して行くことが予想されますが、
その荒波に負けす、時にはひと休みしながら羽ばたいてほしいと思います。
東日本大震災から7年
2018/04/01
今年も3月11日を迎えました。
あの日から7年、年々マスコミ等で取り上げられる機会は少なくなりましたが、当時の津波の映像や現在の復興状況が放映されると、改めて被害の大きさを実感するとともに、自分もあの日あの時にタイムスリップします。
私は、都心から1,000㎞南の小笠原諸島父島であの時を迎えました。
地震による揺れは感じませんでしたが、南の島にも津波という形でその影響がありました。東日本の太平洋沿岸に出されていた大津波警報が小笠原諸島にも発令され、小笠原より到達時間が早い東北沿岸に押し寄せる津波の映像にあ然とするとともに、あの津波が小笠原にも来るという恐怖感を感じていました。
小笠原での津波の影響は2メートル程度で、大きな被害はありませんでしたが、東北沿岸の街々の映像には大きなショックを受けていたことを覚えています。
その1ヶ月後には、被災された家屋から出されるごみの後片付けの仕事で、映像で見ていた現場にいました。映像と実際に自分の目で見たものとは大きな違いがあり、改めてそこが生活の場であったことを実感しました。
その生活の場に人々が再び戻り始めています。その姿には、人間の力強さを感じます。これからも何らかのかたちで、その姿を支援して行けたらと思っています。
ホームページ公開のお知らせ
2018/04/01
春暖の候、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
この度、社会保険労務士今井まさみ事務所ではホームページを開設いたしました。
数多くの企業様を支え、よりよい職場づくりのお手伝いが出来ますよう日々邁進してまいりますので、
今後ともお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
社会保険労務士今井まさみ事務所 代表 今井正美